今回は米津玄師さんの、ピースサインの音域について調べてみました!
「カラオケで人気のアニソンだけど、結構高いイメージ…」「ロングトーンの部分は大丈夫かな」という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、『ピースサイン』の音域(最低音〜最高音)を細かく分析し、
さらにカラオケで歌いやすいキー設定や、歌う時のコツまで解説します。
大人気テレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』の主題歌にも起用された大人気アニソンなので要チェックです!
米津玄師:ピースサインの音域調査
『ピースサイン』公式MV(YouTube)
音域区分 | 音域 | 出現箇所 |
---|---|---|
最低音(地声) | mid1D#(D#3) | Aメロ・Bメロ |
最高音(地声) | mid2G#(G#4) | サビ・Dメロ |
≪地声最高音≫ mid2G#:G#4
(サビ)「どうm2G(し)m2F(よう)もm2G#(ない)(ほ)(ど)熱れ(つ)(に)」
(サビ)「転がっていくスm2G#(トー)m2G(リー)を」
(Dメロ)「食べかけのまm2G(ま)m2F(捨てた)(あ)m2G#(の)(ゆ)(め)を」
≪地声最低音≫ mid1D#:D#3
(Aメロ)「通り過ぎm1D#(ていっ) たあの飛行機を」
(Aメロ)「意味もないのになぜm1D#(か)」
(Bメロ)「m1D#(残酷)な(運命)が 定まってるとして」
(Bメロ)「それがいつの日か 僕の前にあらm1D#(わ)れるとして」
(Bメロ)「どうでもいいm1D#(とお)もえた」
(Dメロ)「鮮やかにも現れていm1D#(く)」
≪その他抜粋部分≫
(Bメロ)「どうでもいいと思えた そのこm2F(こ)ろを」
(サビ)「m2G(もう)m2F(一)度遠(く)m2F(へ行)けよ遠くへ行けと」
(サビ)「僕の中で誰かm2F(がう)たう」
(サビ)「さらば掲げm2F(ろピース)m2G(サ)イン」
(Dメロ)「削り削らm2G(れ)m2F(擦り切)(れ)(た)今が」
(Dメロ)「もう一度取m2G(り)m2F(も)(ど)せ」
ピースサインについてやBPMは?
▶『ピースサイン』について
まず『ピースサイン』についてですが、米津玄師さんがシングルとして2017年6月21日にリリースされました。
この楽曲はテレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』の主題歌として起用された楽曲で、ヒロアカの製作チームからオファーを受け、元々制作していた音源から再構築して提供したそうです。
米津さんは元々ヒロアカの愛読者だったこともあり主題歌の担当を快諾して、デジモンの「Butte-Fly」を意識してピースサインという楽曲を制作したそうです。
▶アニメについて
『僕のヒーローアカデミア』は、人類の約8割「個性」という特殊能力を持って生まれる世界で、その個性を犯罪などに悪用する悪者「ヴィラン」とそのヴィランから社会や人々をその個性で守る「ヒーロー」がいる世界で、ヒーローを目指しヒーロー育成高校へ入学する主人公が成長や友情などのストーリーが繰り広げられる物語です。
色々な能力があったり、結構カジュアルな感じなのかな?と思ったりしましたが、このアニメは後半につれてどんどん話が重くなったりして、とにかく涙なしには見れないアニメです。
主要キャラクターのストーリーもしっかりしていて、そこから繋がる物語も多く見どころが多いんので、まだ見たことない方は是非一度見てみてください!
▶チャートのランキングについて
そしてBillboard Japanでのチャート最高順位ですが
Hot100では週間1位・2017年度年間14位という結果を残しています。
他にもすごい記録として、YouTubeに投稿されたミュージックビデオが公開されてから24時間で100万回再生を突破したという驚きな結果を残しました。
ちなみに2017年度年間1位の楽曲は
星野源さんの『恋』が年間1位でした。
この年は特に恋ダンスが流行った時期で、とても懐かしいですよね!
▶BPMついて
次に『ピースサイン』のBPMですが、「BPM100/200」となっています。
スピード的にはミドルテンポ~ハードコアになりますね。
そのためテンポ面ではスピード感のある楽曲で、体感早く感じる方も多いのではないかと思います。
実際に歌ってみると、歌詞が詰まっている部分があったり、進行が早いのもあってリズムがズレてしまう方もいるのではないでしょうか。
事前に曲のリズム感や歌詞を覚えておくと、比較的楽に歌えると思います。
ちなみにピースサインと同じ地声最高音で、カラオケ人気曲を紹介すると
和田光司さんの「Butte-Fly」だったり、川崎鷹也さんの「魔法の絨毯」もピースサインと同じ地声最高音だったりします。
ピースサインを歌う際の注意やオススメキーについて
さて、米津玄師さんのピースサインの音域についてですが、mid1D#:D#3~mid2G#:G#4(地声最高音)の音域で構成されています。
▶地声最低音について
地声最低音mid1D#:D#3となっており、一般男性でも出しやすい音域になっていますね。
地声最低音の登場場面は全体に幅広く登場します。
地声最低音の登場回数は多いですが、低音域に余裕もあるのでキーを下げても問題ないと思います。
▶地声最高音について
地声最高音mid2G#:G#4となっており、一般男性には少しだけ難しい高さになっています。
地声最高音の登場場面は、主にサビとDメロで使用されます。
地声最高音の登場回数はとても多いので、音域に余裕がないと最後まで歌いきるのは難しいと思います。
そのためこの楽曲は、どちらかというと高音が得意な男性向けな楽曲となっています。
しかし最高音mid2G#:G#4なので、十分一般男性でも歌えるようになる楽曲の一つでもあります。
サビで平均音域が上がる代わりに、AメロとBメロが低音で構成されていて、喉の負担が少ないので結構余力を残せるのも歌いやすい部分だと思います。
なので、少し出せる音域を上げることができれば、十分にこの楽曲を歌いこなすことが出来ると思います。
▶男性の歌いやすいキーの目安は?
カラオケで一般男性の音域に調節したい場合は、原曲キーから1つほど下げて歌うと一般男性の音域になります。
しかし下の音域にも余裕があるため、まずは原曲キーから2つ下げて練習してみるのがいいと思います。
キーを下げて最後まで無理なく歌いこなせたら、キーを戻しながら練習することをオススメします。
また、この楽曲は裏声を使用しない楽曲となっています。
最高音など全て地声での発声になるので、サビやDメロでごまかしがきかないところが少し難しいところかもしれません。
▶全体音域の特徴について
この楽曲は最近の高い曲ばかりな時代と比べると、高音が苦手な方でも歌いやすい楽曲だと思います。
しかし地声最高音が半音上なことと登場回数が多いこと、サビとDメロで中音域が多く使用されるため、失速せずに最後まで歌いきれるかがとても頑張りどころです。
テンポが速く、歌詞が詰まってるところやリズム感が難しいところがあるので、曲においていかれないように注意してください。
▶女性の歌いやすいキーの目安は?
一般女性の地声の音域はmid1G:G3~hiC:C5と言われています。
ピースサインの地声最低音はmid1D#:D#3で、一般女性の音域より下の音になります。
地声最低音の登場が多く、上の音域に余裕がある楽曲なので、キーを上げて歌うことをオススメします。
カラオケで女性が歌いやすい音域に調整したい場合は、原曲キーから5~7ほど上げると下の音域も歌いやすくなると思います。
まとめ
地声最高音が半音だけ高く使用回数も多いので、音域に余裕がある方向けの楽曲ですが、高音が苦手な方でも練習すれば歌える楽曲となっています。
サビとDメロの平均音域が少し高いので、もし原曲キーで歌う際はペース配分を意識してください。
歌詞が詰まっていたりテンポが速いので、原曲を聴き込んでください。
キーを調節して歌いたい場合は、原曲キーから1下げると一般男性の音域にすることができます。
女性の場合は、原曲キーから5~7ほど上げるといいと思います。
最後に、今回は米津玄師さんのピースサインの音域を調査しました。
最高音は少しだけ高いですが、アップテンポで盛り上がる曲なので是非マスターしてみてください!
最後までご閲覧いただきありがとうございました!
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