『平井堅/POPSTAR』のカラオケで歌う時の注意点や歌い方のコツについて

平井堅

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私は一般男性平均音域のmid2G:G4より最近少し上の音域がちょっと出せるようになった、ほぼ一般男性です。
なので一般男性のカラオケの悩みがとてもわかるので、参考になるような内容になっていると思います。

ということで、今回は平井堅さんのPOPSTARを実際に歌ってみた際の、難しかった点や注意点をまとめてみたいと思います。

POPSTARの音域としては、地声最高音がmid2G:G4となっていて、一般男性の地声最高音ちょうど同じ高さとなっています。
一見mid2Gで一般男性の音域範囲内なので、これは歌いやすいのか?と思われるかもしれませんが、実はこの曲難しかったりします。
最高音こそmid2Gですが、それ以外のところが結構平均音域が高く、その分音域に余裕がない方だと喉の消耗が激しくて歌いきれなかったりします。
詳しいことはこれから紹介していこうと思います。

POPSTAR 頭サビについて

まずは頭サビについてです。
頭サビでは地声最高音は登場しませんが、安心してはいけません。
一応サビなので、mid2Fなどの中音域がめちゃくちゃ登場します。

“I wanna be a POP” STAR」
”夢中にさ”せてあげるから”ね”
「キラキラのPOP “STAR”
「羽根を広“げ”
“魔法をか”けてあ“げ”よう」
“君”“け”“~”
驚くことにこの青文字全てmid2Fの音域になっています(笑)

カラオケもマラソンと同じようなイメージで、短距離の場合一瞬の音域を出すだけならできるけど、長距離だとだんだんとペースが失速していきますよね。
それと同じでずっと中音域を出していると、だんだん中音域すら出せないくらいに喉を疲弊してしまうことになります。
なので冒頭でも言いましたが、最高音こそmid2Gだけど、平均音域が高いのでその分難易度が高い曲になっています。

頭サビでの注意点は、とにかく中音域が多いため、可能な限り喉へのダメージを減らすことが大事です。
そのためには喉を締めすぎず、力を入れ過ぎない自然な出し方を意識する必要があります。

サビの最後にロングトーンもあるので、そこも喉のダメージポイントになるので特に意識してください。

POPSTAR Aメロについて

次にAメロについてですが、音域面で困る事はほとんどないかと思います。

一応僕の実体験を話しておくと、ちょっとうろ覚えで最初歌った時にAメロが本当に思った以上にグダグダで「こんなリズム難しかったっけ?」という経験があるので、事前にサビだけでなくAメロもしっかり聞いておくこともオススメしておきます。

注意する点は歌い方についてですかね。
平井堅さんはあの渋い見た目とは裏腹に優しい声を発声することもあり、Aメロでも優しいボイスで歌われているので、イメージだと優し楽しいみたいな感じで歌ってみるとそれっぽくなると思います。

一応説明しておくと、2番のAメロは半分短縮されていて、1フレーズ終わるとBメロへ突入します。
そのため2番のAメロはちょっとリズムと音程が変わるところがあるので、事前に原曲を聴いて間違えないように注意してください。

POPSTAR Bメロについて

次にBメロについてですが、Bメロでは中音域と地声最高音が登場してきます。

「初めて君を抱きしめた瞬間に」というフレーズでは、mid2E,mid2Fの音域が使用されます。

地声最高音は
「使命は君“だ”け」の赤字部分がmid2Gが使用されており、前後にもmid2Fが使用されていたり中音域ゾーンになっていて、Bメロは結構喉に危ないところが多いので気を付けてください。

他のの注意点は
「使命は君だけのヒーロー」の「だけのヒーロー」部分ですね。
この部分がほとんどずっとロングトーンみたいな感じなので、ここで全力を出してしまうと喉にダメージがいってしまうので出来る限り軽く流す感じで歌う事をお勧めします。

このロングトーンの後にすぐサビへ移行するので、それも相まって余裕をもっておかないとサビが苦しくなってしまうので注意です。

POPSTAR 通常サビについて

さて、サビについてですが、ほとんどが冒頭サビで説明したような中音域が大量で構成されています。
冒頭サビでは中音域のみの登場でしたが、通常サビでは地声最高音が登場してきます。

地声最高音の登場場面は、サビ前半の
「羽根を広“げ”」の赤字部分になっています。
このmid2Gはただのmid2Gではなく、ここまでに中音域を出している喉で出すmid2Gなので、思っている以上に喉に苦しめられると思います。

更にこの後にすぐ出だしmid2F
「魔法をかけてあげよう」へと繋がっていくので、音域に余裕のない人にはなかなか厳しい壁が立ち塞がってきます。

通常サビとはちょっと話がズレますが、ラスサビ前のDメロというのがあります。
そこのDメロが結構厄介で、リズムはBメロに近いんですが、ちょっと音がBメロとは違うので初見で音をハメるのは難しい点。
更にDメロでも地声最高音が登場します。

「誰もが誰か“の”POP“STA”R~」の赤字部分がmid2Gになっています。
最後の「STAR」mid2Fのロングトーンにもなっていて、これまた喉への負担がすごいゾーンになっています。

一番辛いのは、このロングトーンで疲弊した喉でラスサビへ移行するところですかね。
正直この曲はmid2Gが最高音であるものの、平均音域が高いのであまり音域に余裕がない方へはオススメ出来る曲ではありませんね。

POPSTAR まとめ

この曲の地声最高音はmid2Gで一般男性の最高音と同じ音域なので、気合を出せば歌える曲だと思います。
しかし平均音域が高いという点から、mid2Gが出せる人というより、mid2Gより上の音域が出せるという男性が歌う曲かなって感じです。

逆に今はmid2Gが最高音域って人がこの曲を練習曲にすることで、歌いきれなかったものが歌いきれたときに自分の成長が明確にわかるので、そういう練習としても使える曲なのかなって思いました。

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