今回はMrs. GREEN APPLEさんの、ケセラセラの音域について調べてみました!
「とにかく高いイメージがあるけど、どれくらい高いんだろう?」「何回も転調するって本当?」という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、『ケセラセラ』の音域(最低音〜最高音)を細かく分析し、
さらにカラオケで歌いやすいキー設定や、歌う時のコツまで解説します。
連続ドラマ『日曜の夜ぐらいは・・・』の主題歌として書き下ろされた注目の楽曲なので要チェックです♪
Mrs. GREEN APPLE:ケセラセラの音域調査
『ケセラセラ』公式MV(YouTube)
音域区分 | 音域 | 出現箇所 |
---|---|---|
最低音(地声) | mid1D#(D#3) | 1番サビ |
最高音(地声) | hiC#(C#5) | ラストサビ |
裏声最高音 | hiF(F5) | ラストサビ |
≪地声最高音≫ hiC#:C#5
(ラスサビ転調+4)「ケhiC#(セ)hiC(ラ)hiA#(セ)ラ 今日(も)唱える」
≪裏声最高音≫ hiF:F5
(ラスサビ転調+4)「何のせい誰のせい 勝てなhiC#裏(く)hiF裏(たっ)hiD#裏(て)(い)(い)(ぃ)」
≪地声最低音≫ mid1D#:D#3
(1番サビ)「私を愛せるのはm1D#(わ)たしだけ」
(1番サビ)「生まれ変わるなら? またm1D#(わ)たしだね」
≪その他抜粋部分≫
(頭サビ)「ケhiA(セ)m2G#(ラ)セラ 今日も唱える」
(頭サビ)「限界?上等 やっhiA(て)hiB裏(や)hiC#裏(ろ)(う)(か)(あ)」
(頭サビ)「hiA裏(愛)をm2G#(捨てる)ほど暇じゃない」
(頭サビ)「いつもオーライm2G#(オー)hiA(ライ)」
(頭サビ)「楽になるしかhiA(な)m2G#(あ)あ(あ)い」
(Aメロ)「hiA裏(ちょ)っと和らいだりするんだよな」
(Bメロ)「固めたかhiA裏(ら)で身を守って」
(1番サビ転調+2)「ケhiB(セ)hiA#(ラ)セラ 今日も唱える」
(1番サビ転調+2)「限界?上等 妬まhiB裏(し)hiD#裏(さ)hiC#裏(も)(ぜ)(ん)(ぶ)」
(1番サビ転調+2)「hiB裏(ふこ)うhiA裏(の)矢が抜けない 日でもオーライhiA#地(オー)hiB地(ライ)」
(1番サビ転調+2)「でもhiB裏(ね)、今日はちょっとだけご褒美を」
(ラスサビ転調+4)「hiC#裏(負)けhiC裏(ない)hiA#(強)さを持ちたい」
(ラスサビ転調+4)「そうさ、オーライhiC裏(オー)hiC#裏(ライ)」
(ラスサビ転調+4)「乗り切ってみhiA#(せる)」
(ラスサビ転調+6)「ケhiD#裏(セ)hiD裏(ラ)hiC(セ)hiA#(ラ) 今日(も)言い聞かせる」
(ラスサビ転調+6)「ふhiD#裏(こ)うhiD裏(の)hiC裏(矢)がhiA#(抜)けない 日でもオーライ(オー)ライ)」
(ラスサビ転調+6)「止まらhiA#(な)いで居よう」
(ラスサビ転調+6)「だかhiD#裏(ら)、今日はちょっとだhiA#裏(け)ごhiC裏(ほ)(う)美を」
(ラスサビ転調+6)「笑えhiD#裏(る)日は(来)hiD裏(る)hiC裏(か)hiA裏(ら)」
(ラスサビ転調+6)「わhiA#(た)しを愛せるのは私だけ」
(ラスサビ転調+6)「生hiA#(ま)れ変わるなら また私だね」
(Eメロ)「ファンファーレ hiA#(喜劇て)きなつづきから」
(Eメロ)「大人になんか なるもんじゃhiA#(ない)けどケセラセラ」
ケセラセラについてやBPMは?
▶『ケセラセラ』について
まず『ケセラセラ』についてですが、Mrs. GREEN APPLEさんの7作目の配信限定シングルとして2023年4月25日にリリースされました。
なんとこの楽曲はテレビ朝日系連続ドラマ『日曜の夜ぐらいは・・・』の主題歌として書き下ろしの楽曲なんだそうで、Mrs. GREEN APPLEさんが連続テレビドラマの主題歌を書き下ろした初の楽曲です。
▶ドラマについて
『日曜の夜ぐらいは・・・』は、離れたとこに住んでいる存在も知らない3人の女性が、ラジオ番組をきっかけに運命的な出会いをして、戸惑いながらも距離を近づけていく心温まるドラマとなっています。
登場人物がみんな優しくて、自分を理解してくれる友達って本当にいいなとそんな風に思う事ができるドラマでした。
主題歌がケセラセラというところもすごくマッチしていて、とても評価の高いドラマとなっているので少しでも気になった方は是非視聴してみてください!
▶チャートのランキングについて
そしてBillboard Japanでのチャート最高順位ですが
Hot100では週間4位、Download Songsでは週間5位、Streaming Songsでは週間3位と輝かしい結果を残しています。
ちなみにこの時期のBillboard Japan Hot100週間1位は
YOASOBIさんの『アイドル』が1位でした!
TVアニメ「推しの子」の主題歌でもあり、とても人気の楽曲ですね!
▶BPMついて
次に『ケセラセラ』のBPMですが、「BPM115」となっています。
スピード的にはミドルテンポになりますね。そこまで早い楽曲ではないので、曲に置いてかれることは少ないと思います。
その代わりこの楽曲は難しいとこが多くて、音域が高いのはもちろん、楽曲の中で3回転調したり、かなり難易度の高い曲となっているので後に説明します。
ちなみにケセラセラと同じ地声最高音で、カラオケ人気曲を紹介すると
Omoinotakeさんの「幾億光年」だったり、Official髭男dismさんの「イエスタデイ」もケセラセラと同じ地声最高音だったりします。
ケセラセラを歌う際の注意やオススメキーについて
さて、Mrs. GREEN APPLEさんのケセラセラの音域についてですが、mid1D#:D#3~hiC#:C#5(地声最高音)、hiF:F5(裏声最高音)の音域で構成されています。
▶地声最低音について
地声最低音mid1D#:D#3となっており、一般男性には出しやすい音域になっていますね。
地声最低音の登場場面に関してはサビの最後が大半で、得には問題はないと思います。
低音域に余裕もあるので、少しキーを下げても低音域に問題はなさそうです。
▶地声最高音について
地声最高音hiC#:C#5となっており、一般男性にはかなり厳しい高さになっています。
地声最高音の登場回数は1回のみと少ないんですが、その代わり全体の平均音域が高い傾向にあります。
地声の使用音域で言うと、hiA~hiBの使用回数が多く、高音が得意な男性でも難しい楽曲になっています。
更にこの楽曲は全体で3回転調します。1番サビで+2、ラスサビ1回目のサビで+2、ラスサビ2回目で+2と、合計でキーが+6上がります。
後半のほうは特に高いサビが続くので、音域的にも難易度的にもかなり高い楽曲になります。
▶男性の歌いやすいキーの目安は?
カラオケで一般男性の音域に調節したい場合は、原曲キーから7つほど下げて歌うと一般男性の音域になります。
下の音域には余裕があるので、とりあえずはキーを下げて練習してみるといいと思います。
地声最高音の登場は1回のみなので、そこを裏声に変えたら少し楽になるかと思います。
しかし全体音域が高いので、歌う際は気を付けてください。
▶裏声最高音について
裏声最高音hiF:F5となっており、裏声でも男性には難しい音域となっています。
登場場面は転調+4のサビ部分なので、そこまで多いというわけではありませんが、この楽曲はとても多く裏声を使用します。
裏声最高音hiF:F5ですが、転調+6のサビ部分でhiD#:D#5を多用しており、地声だけでなく裏声部分でもかなり難易度の高い楽曲となっています。
▶全体音域の特徴について
この楽曲の難しいところをまとめると
全体の音域がかなり高く、高音が得意な男性でも歌いきるのは難しい。
更に転調を3回、計キー+6という階段方式で上がるキーに対応しないといけない。
原曲をリスペクトする際、ただ音程を合わせるだけでなく、ミセスの表現力を追加しながら歌うのが難しい。
といった点が難易度の高い理由になります。
なのでまず練習する際は1回だけ登場する地声最高音を裏声に変えて、キーを自分が下げられるところまで下げて練習するとこから始めるといいと思います。
▶女性の歌いやすいキーの目安は?
一般女性の地声の音域はmid1G:G3~hiC:C5と言われています。
ケセラセラの地声最低音はmid1D#:D#3で、一般女性の音域より下の音になります。
しかし登場回数は少ないので、そこまで無理してキーを上げるほどではないと思います。
逆にこの楽曲は地声や裏声の音域が高いので、低音が出しにくいからとキーを上げてしまうと、最高音が出せなくなるという可能性もあります。
なので女性は原曲キーで歌うのが一番良い楽曲かなと思います。
まとめ
平均音域が高い傾向にあり、高音が得意な方でも難しい楽曲となっています。
地声最高音がhiC:C#5で、登場回数は1回と少ないですが、hiA~hiBを多く使うので原曲キーで歌えるまで時間がかかると思います。
裏声もhiD#:D#5などの登場が多く、もし原曲キーで歌う際はペース配分を意識してください。
キーを調節して歌いたい場合は、原曲キーから7ほど下げると一般男性の音域にすることができます。
女性の場合は低音域が少し難しいですが、高音のことを考えると原曲キーが一番いいと思います。
最後に、今回はMrs. GREEN APPLEさんのケセラセラの音域を調査しました。
話題のアニソンなのでカラオケで歌えると盛り上がる一曲なので、是非歌ってみてください!
最後までご閲覧いただきありがとうございました!
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